導入自治体事例岐阜県岐阜市
科学的な裏付けを、施策を進める力に
血圧やメンタルへの効果を継続的に検証し、エビデンスに基づく健康づくりを進める
「百々ヶ峰・ながら川ふれあいの森コース」にて岐阜市には、保健師、健康運動指導士などの資格を持つガイドもいます。
岐阜県岐阜市では、クアオルト健康ウオーキングを市民の健康づくりとして実施するだけでなく、その効果を継続的に調査・検証し、科学的な根拠に基づいた施策の推進につなげています。
岐阜市民病院の医師や研究者、市職員らが連携して行った最初の実証研究では、2020年から2021年にかけて初めてクアオルト健康ウオーキングに参加した454人を対象に、ウオーキング前後の血圧や気分の変化を調査。その結果、特に血圧が高い人ほど収縮期・拡張期血圧が適正に低下し、気分状態についても改善が確認されました。この研究成果は2021年、日本循環器学会の英文誌『Circulation Reports』に掲載されました。
金華山・長良川・岐阜公園コースにて
さらに研究を継続し、2回参加した242人を対象とした調査では、2回目のウオーキング前の血圧が1回目より低下していたほか、各回のウオーキング後には血圧とメンタルヘルスの改善が確認され、2024年に再び同誌で発表されています。
こうした「実施して終わり」ではなく、効果を測り、検証し、エビデンスとして蓄積していく姿勢が岐阜市の大きな特徴です。科学的な裏付けは、市民の健康意識を高めるだけでなく、医療機関や関係団体との連携を後押しし、生活習慣病予防やメンタルヘルス対策など、クアオルト健康ウオーキングをより幅広い健康施策へ発展させる力となっています。
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