導入自治体事例山形県上山市
健康づくりが、医療費を変えていく
「いつでも、だれでも、一人でも」参加できる仕組みから生まれた、上山市モデル
上山市提供:蔵王高原坊平でのウオーキング
山形県上山市では、市民一人当たりの医療費が県内でも高い水準にあったことなどを背景に、「治療から予防へ」という考え方のもと、平成20年度から上山型温泉クアオルト事業をスタートしました。地域にある里山や自然環境を活かし、健康づくりを日常生活の中に取り入れる仕組みとして、クアオルト健康ウオーキングを推進しています。
大きな特徴は、年末年始を除くほぼ毎日、予約不要でウオーキングに参加できる環境を整えていることです。「いつでも、だれでも、一人でも」参加できることで、健康づくりを一時的なイベントで終わらせず、継続的な運動習慣につなげています。
その成果は医療費にも表れています。毎日ウオーキングに年間5回以上参加した人と、年齢・性別・参加前の医療費などの条件を合わせた非参加者を比較した調査では、平成27年度に参加者の医療費が一人当たり年間58,919円低い結果となりました。
「歩く機会」を地域の日常につくり、住民の健康づくりを継続的に支える。上山市は、クアオルト健康ウオーキングを予防・健康政策として活用し、健康寿命の延伸と社会保障費の抑制を目指す先進的なモデルです。
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